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正式なタイトルではない有名なクラシック曲まとめ

有名なクラシック曲の中から、作曲家が名付けた訳ではない、正式ではないタイトルのクラシック曲を集めました。これらはいわば「愛称」のようなもの。イメージとして思い浮かべるのは自由ですので、何かの参考に読んでみてください。

更新日: 2012年07月27日

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sfgfgfffさん

●ベートヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」→曲があまりに「皇帝」なのでいつの間にか定着した

ピアノ協奏曲第5番はベートーヴェン自体が「皇帝」と付けたわけではありません。
また、作曲の際に「皇帝」をイメージしたという言われる由来も全く無く、皇帝に捧げられた曲でもありません。
聴いた人達が歴代のピアノ協奏曲の中でも出色の出来あるこの曲の素晴らしさに、まるで(ピアノ協奏曲の中でも)皇帝のようだ!だとか、その高貴で格調高い曲調にまるで皇帝のようだ!と言い出して、いつの間にか定着したようです。
確かに聴いてみると他のピアノ協奏曲との格の違いを感じます…。

●ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番「革命」→革命とか特に関係ない 誰かが適当につけた

鳴り響く金管楽器、息をつく暇もなく轟くティンパニ。。。
まさしく「革命」!!!ロシア革命!!!!ソビエト連邦!!!共産主義!!!
と叫びたくなるような曲ですが、ショスタコーヴィッチ本人がそう名付けたわけでは無く
一説によるとレコード会社が付けたと言われています。

●ドヴォルザーク「家路」→日本人が付けた

ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」(←これは作曲者が付けたタイトルです^^)の第2楽章のメロディに文学者である野上彰さんが詩をつけたものです。同じメロディで「遠き山に日は落ちて」という曲もありますね。

●シューベルト「未完成交響曲」→正式タイトル 交響曲第7番ロ短調D759

交響曲は通常全4楽章である事が多く、全2楽章のこの交響曲は、3楽章のスケッチが発見されたされたこともあり、いつの間にか「未完成」というタイトルが付けられるようになりました。
シューベルト自身が「これは未完成なので未完成交響曲です」と言ったわけではありません。

●ショパン 「雨だれのプレリュード」→あくまでニックネームで、作曲者が名付けたわけではない。

正式なタイトルは「24の前奏曲作品28 No15」
この「24の前奏曲」が作曲されたスペインのマジョルカ島は雨の多い地域で、窓から見える雨だれの音をモチーフに、この曲が作曲されたという逸話があります。
あくまで逸話で、作曲者が「雨だれの〜」と名付けたわけではありません。

●ショパン 小犬のワルツ→あくまで「愛称」

正式名称 ワルツ 第6番変ニ長調op64-1
ショパンの恋人、ジョルジュ・サンドが飼っていた犬の可愛らしい動きにヒントを得たという言われている曲です。「子犬のワルツ」はあくまで愛称です。
中間部のメロディがオクターブ飛んで「チリーン」と鈴のように聴こえるところは、首輪の鈴を表してる、と言われています。
本当の話しかどうかはわかりませんが、なんとも可愛らしいエピソードなので、もう本当だということにしておきたいですね。

●ショパン「別れの曲」→同じタイトルの映画に使われたため、このタイトルが広まった 別れを表現した曲ではない

正式タイトルは練習曲Op10-3
ドイツの映画「別れの曲」で使われた事で、このタイトルが使われるようになりました。
哀しげなメロディはまさしく別れの場面にぴったりですが、中間部はかなり激しい展開で、「別れ」の感傷だけには収まらない、スケールの大きい曲のようにも思えます。
なお「別れの曲」の表記は日本だけに多いようです。

●ベートーヴェン「月光ソナタ」→別に月光を表現した曲では無い。

月光ソナタといえば、タララタララ~でお馴染みの超有名曲ですが、「月光」を表現したという文献は残っておらず、作曲者であるベートヴェンの意図したものでは無いとされています。
月光うんぬんは有名な評論家が言い出した事のようです。
正式名称は「ピアノソナタ第14番」ですね

●ベートーヴェン「熱情ソナタ」→楽譜屋さんが勝手に付けた

「のだめカンタービレ」でも有名になったこの曲ですが、元々ベートーヴェンが「熱情」と名付けたわけではなく、連弾用に編曲されて出版される際に名付けられたもののようです。
確かに「熱情」という言葉が相応しい曲ですね。
このように楽譜屋さんが勝手に名付けてしまう場合も結構あります。
ドヴォルザークの交響曲第8番はかつて「イギリス」という副題が付けられていましたが、イギリスの出版社が出たからという理由だけだったので、今では使われていません。

●交響曲第5番「運命」 →特に運命とか関係ない。弟子が考えついたデタラメ

ダダダダーン!でおなじみの「運命」です。
この「ダダダダーン」が運命のドアを叩いているようなフレーズ。。。というのはよく聴く話です。
ベートーヴェンの弟子が作曲者がそのような事を言っていたと言っていた、という事から、このタイトルが付けられるようになりましたが、この話は今では信用できない話とされているようです。
また、日本以外ではあまり「運命」と呼ばれていないようです。
正式名称には「運命」は付きません。

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このまとめへのコメント2

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  • kukuさん|2012.07.04

    興味ふかいですね!

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