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カニについている黒い粒の正体って何だ?

カニシーズンも落ち着いてきましたが、カニについている黒いつぶつぶの正体知っていますか?なんとあれはカニビルという寄生虫なのです!

更新日: 2014年03月26日

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bc.pikoさん

蟹に付着している謎の黒いつぶつぶ

かにを買う時にこの粒がついているほうがよいのかついてないほうがよいのか迷ったことがありませんか?

子供の時とかには、大人達から「この黒い粒がいっぱいついている方が旨い蟹なんだ!」なんて聞いた記憶がありますが、果たして真相は?!

タラバガニにも見かけますが、ズワイガニ(松葉ガニや越前ガニ)の脚でなく甲羅に大きい粒が付いている印象があります。

その正体は寄生虫の『カニビル』

この粒の正体は寄生虫の一種です。寄生虫といってもかにビルといって人体には悪さしないものなのでご安心を。

かなり気持ち悪いのを想像しますが、卵はカニにくっついているので見れますが、成体を見る機会はめったにないそうです。

またカニに付着している卵から生まれたカニビルは、そのままカニに寄生したり体液を吸う事もなく、離れていきます。あくまで蟹は卵を産み付ける場所になっているだけで、寄生の対象にはなりません。

これがカニビルの成体

これ子供に見せたらトラウマものよ・・・

ズワイガニに産卵する理由は、カニビルが生息する海底が柔らかい泥に覆われている場所で、他に産卵に適する場所がないため、ズワイガニの甲羅を卵を産み付ける場所に利用していると考えられる。

ちなみに普段は海底の砂泥の中に生息し、カレイなどの体液を吸っています。

なぜカニビルが付いていたほうが良いの?

おいしいカニの選び方①重いもの②甲羅のしっかりしたもの。③カニビルの卵の付いたもの。

ズワイガニは脱皮をします。そして脱皮前には、新しい甲羅を作るため栄養を使います。そうすると身入りが少なくなってしまうということです。

カニビルの卵が多く付いているということは、「脱皮してから時間が経過しているはずだ」との仮説から、そのように言われたわけです。

しかし反対意見も

しかし、漁獲した場所によっては旨い蟹でも付いていませんし、脱皮時期とズワイガニの漁業解禁期間に何ヶ月かの期間が開くこともあり、その間に産卵される場合もあることから必ずしも上記の俗説が正しいとは言えなくなります。

カニビルは主に日本海に生息しているとして、カニビルの卵の付着を日本海産のズワイガニの証拠であると主張する流通業者もいるが、一方で、日本周辺海域に限らず、広い海域に生息しているという説もある。カニビルに関してはあまり研究が進んでおらず、いずれの説も裏付けるための生態は分かっていない。

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