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こんな症状のある高血圧症の人…あの病気なら手術で薬不要になるかも

高血圧で薬を服用している方、一生飲み続けるものと思っていませんか?検査を受けていないだけで、実は手術で薬が不要になる可能性があります。原発性アルドステロン症の症状に心当たりのある方は是非検査を受けてみてください。

更新日: 2015年04月14日

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piroro55さん

高血圧症で下記の数値に該当する人は、原発性アルドステロン症の可能性があるので、血液検査を受けてみた方がいいかも…

⑴ 薬を飲まないで上の血圧が160mmHg以上、または下の血圧が100mmHg以上

⑵ 薬を飲んでも上の血圧が130mmHg以上、または下の血圧が85mmHg以上

⑶ 血中のカリウム値が低い(3.5~4mEq/Lを下回る場合)

病状によって条件は異なる

◼️原発性アルドステロン症(Primary Aldosteronism:PA)ってどんな病気?

臨床調査研究分野の対象疾患(130疾患)

原発性アルドステロン症は130疾患の中のひとつ

副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイドホルモンのひとつ、アルドステロンの分泌が過剰になるために起こる病気

副腎は腎臓の上に乗ってる3cm程の小さな臓器で左右にある

副腎皮質の腫瘍、または過形成(全体がはれて大きくなること)が原因です

腫瘍は、通常、片側の副腎に生じ、ここからアルドステロンが多量に分泌されますが、過形成の場合は左右の副腎全体からアルドステロンが出てきます

腫瘍と言ってもほとんどの場合が良性で転移はしませんが、血圧の上昇を招く原因になっていました

◼️どんな症状?

アルドステロンは腎臓に作用し、体のなかにナトリウムと水分を蓄えるために高血圧になります

血液中のカリウムが低下し、脱力感、筋力低下(こむら返り)、多飲多尿(夜 間排尿回数の増加)などが起こることがあります

最高血圧も最低血圧も、ともに上がりますが、とくに最低血圧が上昇するのが特徴で、100を超えることが多いようです

血液中のカリウムが減少する(低カリウム血症)ため、カリウムを大量に必要とする筋肉の力が弱り、四肢(手足)がまひします

◼️この病気のリスクは?

高血圧性の臓器障害に加えて、ホルモン自体の心血管系への直接作用による心血管系合併症の頻度が少なくありません

脳血管障害、心筋梗塞などの虚血性心疾患、大動脈瘤、心不全、腎不全などの病気を引き起こす危険性がより高くなります

◼️この病気の患者さんはどのくらいいるの?

もともとまれな病気と思われていましたが、最近、検査法の進歩に伴い、高血圧症の患者さんの5~10%がこの疾患といわれています

高血圧患者の約5~20%を占めると考えられています。特に、治療に抵抗性の高血圧(血圧のお薬が3種類以上必要な方)では25%が本疾患と考えられます

特に血圧が160/100mmHg以上の方、低カリウム血症、副腎腫瘍を持っている方、40歳未満で脳卒中を起こした方、治療抵抗性高血圧では、本疾患の可能性が高いと考えられます

◼️何科を受診するの?

内分泌・代謝を専門とする病院への受診をすすめます

内科から紹介される場合が多い

◼️どんな検査をするの?