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鉄道での復旧をついに断念!?津波で被災した東北の路線がピンチ。

東日本大震災で被災したJR「大船渡線」と「気仙沼線」。ついにJR東日本は鉄道での復旧を断念したい方針を示しました。現在は不通区間の線路敷を専用道として整備し、バスを運行していますが、地元は複雑な気持ちを示しています。JR東日本にはまだある只見線や常磐線の長期不通区間。これらの復旧はどうなるのか?

更新日: 2016年01月04日

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shimikeさん

東日本大震災で被災したJR「大船渡線」と「気仙沼線」

大船渡線(おおふなとせん)は、岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市、岩手県大船渡市の盛駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線です。

2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で全線が不通となり、同年4月1日には一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運転を再開したが、気仙沼駅 - 盛駅間は不通のままです。

気仙沼線(けせんぬません)は、宮城県石巻市の前谷地駅から気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線です。

こちらも東日本大震災の影響で、沿岸部を走行する柳津駅 - 気仙沼駅間が不通になってます。

気仙沼線(柳津・気仙沼間)および大船渡線(気仙沼・盛間)は、東日本大震災での津波により駅舎、線路、橋りょう等が流出し、沿線地域とともに甚大な被害を受けました。

現在ではバス高速輸送システム(BRT)で仮復旧させ、バスを運行しています。

「BRT」とはバス・ラピッド・トランジット(bus rapid transit)の略。
日本語ではバス高速輸送システムとも呼ばれます。

鉄道での復旧には長時間を要することから、路線を早期に復旧するため「大船渡線」と「気仙沼線」はBRTで仮復旧を選んでいます。
不通区間の線路敷を専用道として整備し、とりあえず、バスを運行しています。

復旧には長時間を要することから、沿線地域の復興を後押しし、早期に安全で利便性の高い交通サービスを提供する必要がありました。
 そこで、津波到来時の安全性、定時性及び速達性を確保したBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)による仮復旧を実施することとし、不通区間の線路敷を専用道として整備する工事を進めています。BRTでは、駅の新設や高頻度な運行を行っており、利便性を高めることで地域の復興に貢献しています。

しかし、ついにJR東日本は鉄道での復旧を断念したい方針を示しました。

JR東日本は東日本大震災で被災したJR大船渡線と気仙沼線の不通区間について、7/24、東京都内で開かれた国、沿線自治体との会議で鉄道としての復旧を断念する方針を表明しました。

JRとしてはバスのまま復旧とし、鉄道は廃止する方針です。

東日本大震災で被災したJR気仙沼線と大船渡線の復旧方針をめぐり、JR東日本が鉄路復旧を断念し、バス高速輸送システム(BRT)を存続させる方針を固めた

JRは両線の復旧にはルートの移設費を含め計1100億円が必要とし、全額負担は困難との考えを表明していた。

もともと、利用客が少なかった両線。

鉄道復旧は多額の費用が掛かり、もともと利用者が少ないことから、鉄道での復旧は必要ないとの意見があります。

JRは両線の現状について「鉄路復旧では多額の費用が掛かる。震災前から利用者が少なく、大量輸送機関として鉄道の特性を十分に発揮できる水準を下回っている」と報告。

地元は複雑な気持ちのよう。

JRは代替として、バス高速輸送システム(BRT)を存続・拡充することも提案しています。

鉄道時代と比べ、所要時間は多少多くなりましたが、本数や停留所の増加によって、相当利便性の高いものになってます。

そのため、地元では鉄道での復旧を求める声もある一方、BRTのままでもやむなしとの声もあります。

菅原茂気仙沼市長は「気仙沼線が果たしてきた仙台へのアクセスの確保がなされていない」と提案は不十分だと指摘。地域振興策も含め、さらなる具体案を求める方針だ。

一方、同県南三陸町の佐藤仁町長は地盤かさ上げが進んでいる地域もあることから「従来通りのルートでの復旧は不可能だ。変更すれば費用が掛かり過ぎる」とJR側に理解を示した。

気仙沼線は圧倒的にBRTの方が便利で 本数も増えてるのに線路引く必要ないだろ 貨物需要もないし

その地域の実態は利用者じゃないからわかんないけど、ある程度の輸送量が見込めないなら鉄道ではなくBRTでの復旧でもよいのではとか思うね。

・柳津線時代から赤字83線の一つだったが結局全通 ・少ない普通列車 ・利用客も少ない ・被害が広すぎてまとまらない復旧計画 ・そうこうしてる内に減っていく沿線人口 ・迫りくる三陸道延伸 ・BRTが思いのほか便利過ぎた これじゃあなぁ…(

#気仙沼線BRT#気仙沼線 不動の沢駅入口にある踏切の痕跡。ここに線路が再び敷かれることはないだろう。でも、ここには確かに線路があった。 pic.twitter.com/jswiTrelQH

JR東日本にはまだある長期不通区間。これらの復旧はどうなるのか?

只見線 会津川口駅 - 只見駅間

出典krc.gr.jp

JR東日本には長期不通区間がまだあります。

2011年7月の新潟・福島豪雨災害で、只見線 会津川口駅 - 只見駅間は現在も不通のままであり、復旧のめどが立っておらず、この区間には代行バスが運行されています。

復旧には多額の資金が必要で、もともと利用客が少ないことから「このまま廃線になるのではないか」と地元では危機感が強まってます。

2011年7月の新潟・福島豪雨により、只見線は小出 - 会津坂下間113.6kmが不通(被害状況は前述)となった。徐々に復旧はしているものの、2014年2月現在、会津川口-只見間の27.6kmは不通のままであり、復旧工事すら行われていない。同区間は代行バスが運行されているが、該当地域には「このまま廃線になるのではないか」と危機感が強まっている。

仮にこの区間を復旧する場合、洪水に対する安全対策を行う必要があり、JR東日本によれば、「安全対策の費用と工期について試算した結果、工事費は約85億円、工期は4年以上」になるという。

常磐線も東日本大震災による被害と、それに起因した福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域設定のため、竜田駅 - 原ノ町駅間および相馬駅 - 浜吉田駅間が運行休止となっています。

2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による被害と、それに起因した福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域(事故発生当初は警戒区域)設定のため、竜田駅 - 原ノ町駅間および相馬駅 - 浜吉田駅間が運行休止となっている。

しかし。沿線にそこそこ人が住んでいる大船渡線・気仙沼線のレール復旧をJR東日本がやめたということは、大雨で複数の橋りょうが流され運休ちゅうの只見線の復旧もまた、絶望的になったということですね

気仙沼線と大船渡線の復旧断念か…となると、只見線の会津川口~只見間もおそらく…。

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