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辛党は辛い物好きじゃない!? 誤用されがちな日本語

「内向的だけど社交的な人もいるんです」。明らかに矛盾してそうなこの言葉、実は矛盾していないのです。

更新日: 2016年05月23日

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kinokojpさん

▼姑息

根本的な解決をせず、その場しのぎで対応すること。

「姑息な手段を使いやがって」という言い方を聞くと、卑怯な方法で解決に至ったことに憤っているような印象を受けますが「姑息」を「卑怯」という意味で考えるのは誤用です。

姑息は、しばらくを意味する「姑」と休憩を意味する「息」から成り立っています。
つまり、「しばらくの間、息をついて休む」となります。

誤用のほうがもはや正しい使い方になってしまっているのかもしれないですね。

誤用は7割を超えているんだとか。

▼甘党、辛党

「お酒」と「甘いもの」を比較した言葉。

辛党:菓子などの甘い物よりも酒類の好きな人。
甘党:酒よりも、甘いものを好む人。

お酒と甘い物のどっちを多く好んで摂取しているかを区別する言葉で、ただ単に『甘い物好き』『辛い物好き』という意味では無いということなのです!!

中高生が「私、甘党なんです」などと言っているのを聞いたら、飲酒年齢の低年齢化を嘆かねばなりません。

辛党は「辛い物好きな人」ではなく「お酒が好きな人」なのですね。

▼割愛する

惜しみながら省くこと。

「惜しいと思いながらも捨てたり省略する」という意味になります。

必要ないから省くのではなく、「本当は話したいけども」という気持ちで使う言葉です。

「ここからが面白くなるお話なのですが、時間の都合上、割愛いたします」という言い方ならば本来の意味で使われているということになりますね。

「割愛する」と「省略する」を区別して使いたいですね。

▼雨模様

雨が降りそうな空のこと。

「外は雨模様です」と教えられると、すでに本降りということがありました。これに違和感。

雨が降っている状況を表現するときに「雨模様の空」という言葉を使うことは本来の意味から考えると誤用ということになります。

「雨模様」のときは、雨はまだ降っていません。

▼怒り心頭に...

「怒り心頭に発する」が正しい使い方。

「怒り心頭に発する」を「怒り心頭に達する」と間違えて使っている人が、非常に多いらしいのです。

「心頭」とは「心の中」という意味であるから、「怒りが心の中におこる」と考えて、「怒り心頭に発する」と言うのが論理的だと言える。

「発する」と「達する」。語調も似た感じなので、この言葉に最初に接した時、「達する」と“刷り込まれる”と後になってからではなかなか違いに気づきにくいのだろう。

「怒り心頭に徹する」も間違いです。

▼失笑

思わず笑ってしまうこと。

<同じ間違いを繰り返すなんて、失笑もんだよ>
例文の「失笑」は、「笑いも出ないくらいあきれる」という意味で使用されているが、これは誤用。

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